第一ノ御霊 / GEN-01

不幻老

フゲンロウ

FUGENRO

世界の答えを知らないからこそ、人間に答えを残そうとする神。

「死なぬことを、なぜ救いと呼ぶ」

ENTITY DATA

神格情報

分類
genten
状態
observed
番号
1
別名
第一ノ御霊
初出
第一章「死なない村」
象徴
終わり/未確定
モチーフ
土蜘蛛 × 翁 × 達磨

OVERVIEW

概要

原天八御霊、第一ノ御霊。不幻老。死を司る神ではなく、「終わりが存在すること」と、結果が絶対に固定されないことに関わる存在。人間を救おうとも導こうともせず、世界に介入することを避けてきた。しかし、天律によって固定された世界とシキとの邂逅を経て、その在り方はわずかに変化していく。八本の脚とは異なる「九本目の脚」を持ち、それは神によって固定された結果を、再び未確定の可能性へ戻す力を宿している。

固定された結果を、再び選択可能な状態へ戻す。死を司る神ではなく、「終わりが存在すること」と、結果が絶対に固定されないことに関わる原天。

FORM

外見・造形

老いた男の顔貌と、蜘蛛を思わせる八本の脚を持つ異形の神。長く伸びた髭と口髭、鋭く尖った帽子を備え、全身は古びた青銅や金属を思わせる質感に覆われている。人型でありながら人間の身体構造から大きく逸脱しており、神というよりも、長い時間の中に取り残された神骸のような姿をしている。

MYTH

神話・背景

原天八御霊の第一ノ御霊。人間が生まれるより遥か以前から世界に存在していたとされる。不幻老が司るのは「死」そのものではない。生まれたものには終わりがあり、起きたことも永遠に固定されるとは限らない――その不完全さに近い性質を持つ。人間の善悪や幸福にはほとんど関心を示さず、長い間、世界への積極的な介入を避けてきた。しかし、人間の願いから生まれた天律が世界の結果そのものを固定し始めたことで、その沈黙にも変化が生じていく。

RECORDED WORDS

記録された言葉

「死なぬことを、なぜ救いと呼ぶ。」\n\n「知らん。」\n\n「好きにせい。」\n\n「なぜじゃ。」\n\n「その脚は道を教えるものではない。道がない時に、作るためじゃ。」

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